千崎古墳群(せんざきこふんぐん)
更新日:2012年12月11日
■指定区分 市指定
■指定種別 建造物
■指定年月日 昭和52年11月15日
■所在地 上天草市大矢野維和字千崎3080・3081番地
古墳は現在26基が確認されています。その内訳は、箱式石棺(はこしきせっかん)17基、竪穴式石室が1基、石室が6基不明が2基です。古墳の分布は、南尾根群と東尾根群さらに北尾根群の三つに別れて分布しています。
千崎古墳(せんざきこふん)の築造年代は、古墳時代の前期後半から中期前半頃で、耕作地の限られた当地では、その生産基盤は海であり、国の内外との交易に海人(あまびと)が活躍していた時代でした。そうした海人の墳墓が、海が見渡せる千崎丘陵に造営されたものと推考されます。
千崎古墳群は、天草諸島の古墳時代の社会構造、さらには八代海沿岸地域との関連などを解明する手がかりとして貴重です。
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