精神障害者保健福祉手帳とは

精神障害者保健福祉手帳とは、精神障がい者の方の社会復帰・社会参加の促進を目的として、一定の精神障害の状態にある方に、知事(上天草市の申請者においては、熊本県知事)や政令指定都市の市長などから交付されます。

精神障害者保健福祉手帳の交付によって、さまざまな福祉サービスが利用しやすくなります。

なお、知的障がいについては「療育手帳」、身体障がいについては「身体障害者手帳」の交付に該当する可能性がありますので、下のリンクからご確認ください。

・療育手帳について

・身体障害者手帳について

手帳を取得すると受けることができる福祉サービス

医療費等の助成制度・公共交通機関料金の割引制度・税の軽減制度などがあります。受けることのできるサービスの詳細については、熊本県のウェブサイト(障がい福祉のしおりのページ)(このリンクから開けます。)をご覧ください。

交付の対象となる方

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で定める精神疾患を有する方のうち、精神障がいのため、長期にわたり日常生活又は社会生活に制限のある方。(※知的障がいは含まれません。)

障がいの程度

精神疾患(機能障害)の状態とそれに伴う生活能力障害の状態の両面から総合的に判定を行い、障がいの状態が重い方から、1級、2級、3級があります。

診断書での申請の場合、診断書の内容から等級が判定されます。障害年金での申請の場合、基本的には障害年金の等級が手帳の等級となります。

障害年金については障害年金のページ(このリンクから開けます。)をご覧ください。

交付を受けるための手続き

精神障害者保健福祉手帳の交付を希望する場合は、障がいを有する方(申請者)の住所がある市町村で、申請の手続きを行う必要があります。上天草市では5つの窓口で受け付けています。

申請手続きに必要なもの

次の書類等を市の受付窓口に提出する必要があります。

なお、身分確認のため、申請書の提出者は、個人番号カード又は通知カードをご持参ください。

各種申請様式は受付窓口で用意しています。

1　精神障害者保健福祉手帳の新規交付、更新交付に関する申請

(1)障害者手帳申請書(各窓口に用意しています。)

(2)精神障害者保健福祉手帳用診断書、又は障害年金証書(精神障がいを事由とするもの)

※診断書は、精神保健指定医その他精神障害の診断又は治療に従事する医師(てんかん・認知症・高次脳機能障害の場合は、精神科・心療内科医以外の医師でも可)によるもので、初診日から6か月以上経過した時点のものである必要があります。　　　　　

(3)顔写真(縦4cm・横3cmのサイズ。最近1年以内に撮影された、脱帽して、胸から上が写っているもの)

※新規申請、更新申請で手帳の有効期限欄が満了の場合のみ

(4)マイナンバーが分かるもの

2　精神障害者保健福祉手帳の内容変更(氏名・住所)に関する申請

本人の名前や住所が変更になった場合は、記載事項変更届を提出してください。

(1)精神障害者手帳記載事項変更届・再交付申請書

(2)現在、所持している精神障害者保健福祉手帳

3　精神障害者保健福祉手帳の再交付に関する申請

精神障害者保健福祉手帳を紛失したり、破損してしまったりした場合は、再交付申請が必要です。

(1)精神障害者手帳記載事項変更届・再交付申請書

(2)顔写真(縦4cm×横3cmのサイズ。最近1年以内に撮影された、脱帽して、胸から上が写っているもの)

(3)現在、所持している精神障害者保健福祉手帳(紛失の場合は不要)

4　精神障害者保健福祉手帳の返還に関する申請

本人がなくなったり、障がいの程度変更などによって手帳の返還が必要となった場合は、返還届を提出してください。

(1)障害者手帳返還届

(2)不要になった精神障害者保健福祉手帳

有効期限

交付日から2年間(2年ごとの更新手続きが必要です。更新手続きは有効期限の3か月前からできます。)