食中毒の発生について(令和7年12月3日発生)

　天草保健所管内の施設からサルモネラ属菌の食中毒が発生しました。
　食材は、しっかり火を通すなど、下記の「食中毒予防の3原則」を励行しましょう。

サルモネラ属菌による食中毒について

【特徴】
　サルモネラは、鳥・豚・牛などの動物の腸管や河川、下水などの自然化に広く分布しています。食材としては、卵・食肉・うなぎ・すっぽんなどが汚染されていることがあります。また、ネズミやペットを介して食品を汚染する場合もあります。
　熱に弱いため、通常の加熱処理で死滅します。

【症状】
　潜伏時間は12〜48時間。下痢、腹痛、発熱、嘔吐が主症状で、重症例では、死亡する場合もあります。

【対策】
　一般的な食中毒予防で対応できます。
　そのため、食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」を徹底してください。

食中毒予防の3原則

　1【つけない】・・・新鮮な原材料を使い、人も食品も常に清潔に
　2【増やさない】・・調理した食品は早く食べ、常温で放置しない
　3【やっつける】・・加熱する食品は中心まで十分加熱し、保存は5℃以下にする
※冬でも食中毒は発生します。食中毒予防の3原則を徹底して、予防に努めましょう。