『上天草市史　姫戸町・龍ヶ岳町編3　中世　戦国天草の領主一揆と城』は、姫戸町・龍ヶ岳町の中世についてまとめられています。歴史の流れをまとめた第1部と、城郭からみる中世の姫戸町・龍ヶ岳町についてまとめられた第2部で構成されています。

　第1部「戦国天草領主一揆の展開」では、姫戸町・龍ヶ岳町地域の戦国時代の歴史についてまとめられており、その時代に生きた武将だけではなく、戦いに巻き込まれる一般庶民の当時のリアルな生活など、今まであまり触れられることのなかった姫戸町・龍ヶ岳町の歴史が文献史料によって浮かび上がります。文献史料は、原文に加えて現代語訳もつけられています。

　第2部「天草の城と姫戸・龍ヶ岳」では、初めて詳細な測量調査が行われた姫戸町の二間戸城と龍ヶ岳町の大道城や、天草の中世の城の特徴や縄張り図を掲載しています。当時の城郭の特色や絵図等を用いた位置関係、所持者の移り変わりなど、城に焦点を当てて天草の戦国期から近世初期までについて解説されています。

　文献と城郭の両側面から描かれる戦国時代の姫戸町・龍ヶ岳町の歴史を、どうぞお楽しみください。

 発刊書籍

『姫戸町・龍ヶ岳町編3　中世　戦国天草の領主一揆と城』

　著:稲葉継陽、鶴嶋俊彦

　価格:1,200円(税込)

 著者紹介

• 稲葉 継陽　氏

　　　執筆担当:第1部「戦国天草領主一揆の展開」

　　　昭和42年(1967)生まれ。熊本大学永青文庫研究センター教授。

　　　主な著作　　　

　　　　『戦国時代の荘園制と村落』、『歴史にいまを読むー熊本・永青文庫からの発信ー』、

　　　　『細川忠利ーポスト戦国世代の国づくりー』、『日本近世社会形成史論―戦国時代論の

　　　　射程―』、『中世相良氏の展開と地域社会』(共著)など。

• 鶴嶋 俊彦　氏

　　　執筆担当:第2部「天草の城と姫戸・龍ヶ岳」

　　　昭和30年(1955)生まれ。肥後考古学会副会長、北部九州中近世城郭研究会理事。

　　　主な著作・論文

　　　　『須恵村史』、『港湾都市と対外交易』(共著)、「小西行長築城の城郭群について」、

　　　　「鷹峯城再考」、「戦国相良氏の天草外交と城郭」、『中世相良氏の展開と地域

　　　　社会』(共著)など。

 購入方法

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購入申込書

上天草市史姫戸町・龍ヶ岳町編購入申込書(WORD 約61KB)

上天草市史姫戸町・龍ヶ岳町編購入申込書(PDF 約114KB)

宛て先

〒861-6192

　熊本県上天草市松島町合津7915番地1

　上天草市教育委員会 社会教育課 生涯学習係

　TEL:0969-28-3361

　FAX:0969-56-2134

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