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不知火塚(しらぬいづか)

更新日:2012年12月11日

不知火塚(しらぬいづか)

■指定区分 市指定
■指定種別 有形文化財
■指定年月日 昭和58年3月20日
■所在地 上天草市松島町阿村


 松島町阿村地区の永目越しの丘にある歌碑は弘化2年(1845)に建立されました。当時の肥後の国の文人達が連歌や俳句の会を催し、景行天皇の九州巡幸にまつわる神秘の不知火や、白縫姫物語を題材にした文学碑です。

石碑は砂石を使用し、高さ1.5m、幅45cm角の石材2つを組上げて総高3mの柱状を2本建てて鳥居の形にしたものでしたが、昭和初期に発見された時には四つに分かれて倒れていました。そこで、地区の人達が整理保存し、現在は平成五年五月に有志の協力により、元の場所にレプリカを碑文の判明している文のみを刻み、建立してあります。

碑文の内容 

此の火の国の後天草の郷御場山は、御所浦火島の磯続きにし、亭太古□人□十二代景行□□□□□をよせ尊名して怪火御照覧ましまし逍遥し給う霊地にして不知火塚その古跡せしも、  (途中省略)  是書戴かせて猶後の人を待つの□□□二巳秋七月二十四日□やと□□□□応し御場山麓五□□為之集撰之□備西国江□夫□□□之

  • 海かきり白ぬいつつくところなり
  • 白ぬひ者はなやかなれと秋のとの
  • 保の保のと紫良縫消えて海の道      (ほか判読不明)

お問い合わせ

上天草市教育委員会事務局 教育部 社会教育課 文化教育係
電話番号:0964-56-3363この記事に関するお問い合わせ


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