千巌山及び高舞登山(せんがんざんおよびたかぶとやま)
更新日:2012年12月10日
千厳山は、昭和8年(1933年)4月18日に国立公園調査委員・理学博士脇水鉄五郎一行が、天草全島視察のために訪れました。この時にこの地の奇岩が織り成す風景から「千厳山」と命名されました。それ以前は「…天草・島原の戦いで天草四郎がこの山頂で出陣の宴を張り、杓子で酒を酌み交わした…」という伝承から手杓子山と呼ばれていました。
標高162mの山頂からは眼下に天草五橋が一望でき宇土半島、島原半島、天草下島、八代海など360度のパノラマが楽しめます。
高舞登山も千厳山と同様に新しく命名されました。名づけ親は龍清六画伯。かつてこの山は高太山と呼ばれていましたが、「…戦国時代に地元の武将が山頂で舞いを楽しんだ…」という伝承から名がつけられました。
標高117m、頂上は公園として整備が進み、国道266号から頂上の展望台下の駐車場まで車で行くことができます。
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