野焼きの禁止について
更新日:2012年12月8日
廃棄物(ごみ、不用物)を焼却処分する行為は野焼きに該当し、法律などにより原則禁止されています。
野焼き(野外焼却)はやめましょう!
ごみを燃やすと「臭いが洗濯物についた」、「悪臭により気分が悪くなった」、「煙が部屋に入るので窓を開けられない」などの弊害が生じるため、周辺住民とのトラブルや、不完全燃焼による一酸化炭素およびダイオキシン類などの有害物質を発生させる原因になるといわれています。
法律に違反したら・・・
廃棄物の野外焼却は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金、もしくはその両方(併科)が科せられます。
野焼き禁止の例外事項
野焼き禁止の例外として規定されているものに以下のものが挙げられます。しかし、これらの例外規定に該当する場合でも、生活環境上支障を与え、苦情等が出た場合は、「改善命令」や各種の「行政指導」の対象となりますのでご注意ください。
国又は地方公共団体がその施設の管理を行うために必要な廃棄物の焼却
- 海岸・河川の管理 など
震災・風水害・火災・凍霜害その他の災害の予防・応急対策、又は復旧のために必要な廃棄物の焼却
- 災害等の応急対策
- 火災予防訓練 など
風俗習慣上、宗教上の行為として行われる焼却
- 門松、しめ縄などの焼却
- どんど焼き など
農業、林業、漁業を営むためにやむを得ない焼却
- 稲わら、田畑の雑草の焼却
- みかんの剪定枝等の焼却 など
日常生活を営むうえで通常行われる軽微な焼却
- 暖をとるためのたき火
- キャンプファイヤー など
野焼き禁止の例外にあたる焼却を行うときは
野焼き禁止の例外として規定されているもので焼却を行うときも、周辺住民の生活環境に支障を与え、苦情が出た場合は指導の対象となりますので、以下の点に注意して行うようにしてください。- 一度にたくさん焼却しない
- 風向きや時間帯を十分考慮する
- 草木はよく乾燥させてから行う
- 焼却しているときはその場を離れない
- 周辺に民家がある場合は、周辺住民に声をかける など
火災とまちがえないための届出
火災とまちがえないために消防署への届出が必要ですが、野焼きを許可するものではありませんのでご注意ください。
野焼きの現場を目撃したら・・・
野焼きの現場を目撃し、「黒煙が上がっている」「臭いがひどい」など、周辺住民の生活環境に支障を与えていると見受けられる場合は、市役所もしくは警察署へ通報してください。
ごみの野焼きは原則禁止です!
きちんと分別して、可燃ごみ・分別ごみとして出してください。
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