セルフメディケーションとセルフメディケーション税制について
更新日:2020年11月9日
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、『自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること』とWHO(世界保健機関)は定義しています。
例えば、体調不良の時や、ちょっとしたケガを自分で治療する時に市販薬を利用することは、セルフメディケーションにあたります。
セルフメディケーション税制を活用しましょう
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)とは
特定の医薬品(スイッチOTC医薬品)を年間で1万2,000円を超えて購入した際に、超えた金額(上限:8万8,000円、生計を一にしている家族の分も含む)について、確定申告により所得控除を受けられる仕組みです。
※医薬品を購入した際のレシートや領収書は、捨てずに保管しておいてください。
※従来の医療費控除との併用ができません。どちらか一方を選択することになります。
対象となる人
健康増進及び疾病予防への取組として、以下のいずれかを受けている人が対象です。
- 特定健診や特定保健指導
- 保険者(健康保険組合、市町村国保等)が実施する健康診査
- 勤務先で実施する定期健康診断
- 市町村が実施するがん検診
- 市町村が健康増進事業として実施する健康診査
- 予防接種(定期接種やインフルエンザ予防接種)
※確定申告をする人がいずれかを受けている必要があり、証明書類の添付または提示が必要です。
対象となるスイッチOTC医薬品
スイッチOTC医薬品とは、医師の診断・処方せんに基づき使用されていた医療用医薬品を薬局・薬店などで購入できるように転用(スイッチ)した医薬品のことをいいます。
セルフメディケーション税制の対象とされるスイッチOTC医薬品の具体的な品目については、厚生労働省ホームページの「対象品目一覧」に掲載されています。
また、対象商品の一部はマークでも識別できます。
追加情報
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