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麻しん(はしか)に注意しましょう。

更新日:2023年5月31日

 国内において、麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。今後、更なる輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。 

麻しん(はしか)は、どんな病気?

 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染または接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

症状について

 感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2〜3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発しんが出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。死亡する割合も先進国であっても1,000人に1人と言われています。 

 

発しん、発熱などの麻しんの症状がある場合

 ワクチンを2回接種したことがない方やこれまで麻しんに罹患したことがない方は、感染するリスクがあります。
 麻しんの疑いがあることをかかりつけ医や医療機関に電話等で伝え、受診の要否等を確認してからその指示に従ってください。また、麻しんの感染力は非常に強いと言われています。医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。 

 

 予防接種について

 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。
 医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの罹患歴がなく、2回の予防接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。

 予防接種


 



お問い合わせ

上天草市役所 健康福祉部 健康づくり推進課 母子保健係
電話番号:0969-28-3376この記事に関するお問い合わせ


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