微小粒子状物質(PM2.5)について
更新日:2013年2月21日
PM2.5とは
大気中に漂う2.5マイクロメートル(μm)以下の小さなものを「微小粒子状物質(PM2.5)」と呼んでいます。
この物質は、粒径が非常に小さいため、肺の奥まで入りやすく、粒子表面に様々な有害な成分が吸収・吸着されていることから、健康への影響が懸念されています。
※マイクロメートル(μm)とは、1000分の1ミリのことで、人の髪の毛の大きさが約70マイクロメートル(μm)と言われています。
環境基準について
PM2.5の環境基準については、「1年平均値が15μg/立方メートル以下であり、かつ、1日平均値が35μg/立方メートル以下であること。」(H21.9.9環境省告示)と定められています。
専門家によると「基準値を多少超えたからといって、すぐに重大な健康被害がでるとは考えられない。ただ、ぜんそくなどの呼吸器や循環器系の持病がある人は、数値が高い日はなるべく外出を控えるなどの予防策を取るのも一つの方法だ」と話しています。
PM2.5の測定について
熊本県では、平成22年度からPM2.5の監視を開始し、現在10局(熊本市1局含む)体制で測定を行っており、その結果については県ホームページで公表しています。
「熊本県の大気環境の状況」http://kumamoto-taiki.jp
追加情報
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