上天草市では、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第20条の3に基づき策定が義務付けられている地方公共団体実行計画(事務事業編)として、「第2次上天草市地球温暖化対策実行計画」を策定し、原則として市の行うすべての事務・事業(市立学校等を含む)によって生じる温室効果ガス排出量の平成28年度までの削減目標を定めています。
　このたび、平成25年度の調査結果をとりまとめましたのでお知らせします。

1　削減目標

　　基準年度(平成22年度)比で、目標年度(平成28年度)までに5%削減

2　平成25年度総排出量

　　5,386,424kg-CO2(基準年度比約27%増)

3　総括

　　排出原因の83.5%を占める電力使用について、東日本大震災の影響により、原子力発電所の稼働率が低下する中、排出量の算定時に用いる排出係数(※環境省発表)が上昇したことで、排出量が27.0%増加する結果となりました。
　　しかし、節電対策の結果、使用量(kWh)を基準年度比で5.5%削減することができました。仮に、基準年度における排出係数に置き換えて算出した場合、排出量は基準年度比12.3%の削減となります。
　　今後は、引き続き各公共施設における適切な施設管理、電気使用の節減やガソリン燃料等の節減をはじめとする省エネルギーの徹底等を図り、目標達成に向けた取組みを推進していきます。

　※詳細は、こちら（平成25年度温室効果ガス排出量調査結果について）をご参照ください。