前のページに戻る

天草漁業協同組合などのアマモ場再生活動が「サステナアワード2024」で環境大臣賞を受賞しました!

更新日:2025年3月10日

  天草漁業協同組合などが今年度上天草市で行ったアマモ場再生活動「生命(いのち)の海プロジェクト」の取組をまとめた動画が「サステナアワード2024」で環境大臣賞を受賞し、令和7年2月14日(金曜日)にAgVentureLab(東京都)で表彰式が開催されました。

 地域と連携した活動や、本市の特徴である海を守る活動が評価され、79作品の応募の中から、見事、環境大臣賞に輝きました。

 受賞作品の動画は、農林水産省ホームページ(外部リンク)をご覧ください。

表彰2


 

生命(いのち)の海プロジェクトとは

 令和4年6月から、株式会社ニチレイフレッシュ、株式会社福岡魚市場および天草漁業協同組合が協同し、アマモ場再生活動「生命(いのち)の海プロジェクト」を行っています。

 アマモ場は、稚魚の餌が豊富なため、多くの魚が産卵し、稚魚が育つ場所として海の生態系に重要な役割を果たしています。また、アマモは、海底の窒素やリンを含む栄養塩と、光合成によって海水中の二酸化炭素を吸収し、酸素を供給する役割も持っています。しかしながら、アマモは年々減少しており、海水中の二酸化炭素吸収量および酸素量が減少することで、生物の生存環境が損なわれています。また、酸素塩が増加し、プランクトンが大量発生することで、水質悪化の原因となっています。

 このような状況を改善するために、本プロジェクトは、上天草市で漁獲される芝海老の販売収益の一部を資金とし、また、熊本県の技術指導を仰ぎながら、アマモ場再生活動を行っています。

生命(いのち)の海プロジェクトは、株式会社ニチレイフレッシュのホームページ(外部リンク)をご覧ください。

 アマモアマモ

 

サステナアワード2024とは

概要

 農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」の一環として、消費者庁、環境省と連携し、「あふの環(わ)2030プロジェクト」を実施しています。本プロジェクトにおいて実施する、食や農林水産業に関わるサステナブルな取組動画をサステナアワードで表彰しています。

主催:あふの環2030プロジェクト(農林水産省、消費者庁、環境省)

共催:一般社団法人AgVenture Lab

<参考>

あふの環プロジェクトとは

 「あふの環2030プロジェクト〜食と農林水産業のサステナビリティを考える〜」は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の2030年までの達成を目指し、持続可能な生産消費を広めるための活動を推進するプロジェクトです(農林水産省、消費者庁、環境省連携)。令和6年12月末時点、201社・団体等が参画しています。

表彰の対象

 特に優れた作品には農林水産大臣賞、環境大臣賞、消費者庁長官賞およびAgVenture Lab賞などが与えられます。 


追加情報

この記事には外部リンクが含まれています。


お問い合わせ

上天草市役所 企画政策部 企画政策課 地方創生係
電話番号:0964-26-5539この記事に関するお問い合わせ


前のページに戻る



広告欄

  • 上天草物産館 さんぱーる
  • 市ホームページのバナー広告を募集中!詳細ご案内ページへ移動します

質問してください