上天草市第2次総合計画を策定しました
上天草市では、平成16年度に策定した「上天草市総合計画(第1次)」が平成25年度末に計画終期を迎えるため、次の10年間を見据えた「上天草市第2次総合計画」を策定いたしました。
1 策定の経緯
本市においては、平成16年3月31日の合併以来、これまで「上天草市総合計画(以下「第1次総合計画」という。)」を策定し、民間・地域団体と協働して、積極的にまちづくりに取り組んできたところです。
近年では、我が国を取り巻く社会・経済情勢の変化に伴い、本市においても、人口減少や少子高齢化の急速な進展など、これまでも認識されてきた課題に加え、住民の生活習慣の多様化など、新たに対応すべき課題が散見されます。
この様な状況変化に加え、「第1次総合計画」は、平成25年度末に計画終期を迎えました。
以上のことを踏まえ、平成24年度から、新たな視点と将来展望に立つ「上天草市第2次総合計画」(以下「第2次総合計画」という。)の策定に着手し、平成26年3月に第2次総合計画を策定しました。
2 コンセプト
「人と海のふれあうまち 〜地域資源を活かした、新しいまちの上質な価値の創造〜」
第2次総合計画の将来像は、第1次総合計画のコンセプトである「人と海のふれあうまち」を継承し、加えて、新しいまちとしての価値の創造に向け、様々な地域資源の可能性を十分発揮させ、質の高いまちづくりを目指すために、サブタイトルとして「地域資源を活かした、新しいまちの上質な価値の創造」を加えました。
3 まちづくりの基本目標
『子ども、若者、お年寄りが住み良い「活力」「誇り」「安心」に満ちたまち
の実現』
第2次総合計画では、長期的な視野に立ち、安定した人口構造の創造を最重点テーマとし、この実現に当たり「活力」「誇り」「安心」を充実させることで、市民の住み続けたい、新たな住民が住みたいまちの実現をめざします。
4 将来目標の人口フレーム
将来人口指標 平成35年度推計値 25,529人 ⇒ 29,000人以上
いわゆる「2050年問題」として人口減少が、全国的な課題となっておりますが、本市においても、例外ではなく、今後、年を追って人口減少が続くものと予想されます。
本市の人口推移の特徴として、平成40年度において、65歳以上の高齢者人口が、15歳から64歳までの生産年齢人口を上回ることが想定されます。
このことから、総合計画の将来目標となる人口フレームについては、特に「産業振興」分野の活性化によって、経済効果を高め、雇用拡大を図り、市の活性化を行うことで、人口減少を抑制することに力点を置きます。
しかしながら、それだけでは、人口フレームの改善は難しく、「産業振興」以外の全ての施策の相乗効果によって、定住人口の増加を目指すこととし、この第2次総合計画の全体の目標を、「平成35年度 将来人口を29,000人以上」と設定します。
5 特徴
(1) 本市の厳しい経済状況を鑑み、「産業振興」を優先すべき施策として明確化するなど、戦略的なシナリオを示すこと。
(2) 市民・民間及び行政のまちづくりに関する役割分担の指針を示すこと。
(3) 計画が目標どおり達成できているか否かを評価できるよう、定量的な目標を設定し、進捗管理を行えるようにすること。
(4) 国の骨太の方針に則り、財政健全化による自立した行政経営を推進できるシナリオを示すこと。
(5) 市民の皆さまに親しみを持っていただける計画書となるよう、基本構想の一部に上天草市の方言を用いること。
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