えづけSTOP!対策を行い、イノシシ等から田畑を守りましょう
「えづけSTOP!対策」鳥獣被害対策とは
熊本県内で毎年約5億円程度の被害を出している野生鳥獣による農作物被害。鳥獣による被害は「農業だけの問題」ではありません。こうした被害発生の原因は人間による「えづけ」にあるといわれています。
鳥獣被害対策について、正しく学び集落全体で鳥獣被害対策に取り組みましょう。
鳥獣被害の原因を知ること
鳥獣被害は、野生鳥獣が田畑や集落を「エサ場」と認識することから始まります。「エサ場」とは、1.鳥獣が身を隠せる「ひそみ場」と、2.農作物を含めた「エサ」の両方がそろう場所です。人間が無意識に収穫残さや生ごみを放置して、田畑や集落を「エサ場」として学習させること、これを「えづけ」と言います。
鳥獣被害対策の基本は、この「えづけ」をやめることにあり、上天草市や熊本県ではこれを「えづけSTOP!対策」として推進しています。
鳥獣被害対策では、対策の順番を守りながら、地域ぐるみで対策を進めることが重要です。野生鳥獣を寄せつけない集落づくりに取り組みましょう。
また、一年の間で最もえづけが進むのは、山からエサがなくなる「冬」の時期です。この時期にイノシシやシカにエサ場と認識されてしまうと毎年被害に合う恐れがありますので、冬場は特に注意しましょう。
えづけSTOP!鳥獣被害対策事業(熊本県の補助事業)
熊本県の補助事業である「えづけSTOP!鳥獣被害防止対策事業」の来年度要望も随時受け付けています。鳥獣被害対策では、対策の順番を守りながら、地域ぐるみで対策を進めることが重要です。熊本県の補助金を活用し、地域で鳥獣被害を抑える取り組みを行いましょう。詳しくは、熊本県や上天草市にお問い合わせください。
えづけSTOP!鳥獣被害対策事業チラシ(WORD 約1MB)
事業の順番
1 集落みんなで勉強(勉強会の実施)
2 守れる集落・田畑づくり(イノシシ等のひそみ場の除去(草刈り)など)
3 柵などによる囲いや追い払い(電気柵の設置など)
問い合わせ先
熊本県むらづくり課 TEL:096-333-2416
上天草市農林課 TEL:0964-26-5515
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