青年海外協力隊、保健師寺美有希の「テラサイト」#14
【美しさの秘訣を探る】
ガーナで2年近く生活して驚くことの1つが、ガーナ人の歯がとてもきれいだということ。私自身むし歯が多く、ガーナでも歯科を受診すること4回!!そのうち3回は、ガーナ人が肉の骨を美味しそうに食べるのを真似て、銀歯が取れるという惨事。結局むし歯が原因でした。それにひきかえ私の周りの人々は、歯に関するトラブルがほとんどありません。それでその要因は何なのか知りたく調べてみました。歯のケア方法や間食の頻度等について、成人と幼児の保護者にアンケート。そこから見えてきたのは・・・。
まず砂糖の摂取量が圧倒的に少ない。ガーナでは料理に砂糖を使いません。日本では料理に砂糖を多用すると話すと、不思議がられます。加えて間食をしない。品数が少ない、経済的に余裕がない等の環境要因もありますが、我々のように習慣化していません。そして肉の骨をはじめよく噛む、硬い物や自然の物をよく食べる等々、丈夫できれいな歯ができる生活を子どもの頃からやっています。歯磨きはせいぜい1日1〜2回。私に「なんで3回も磨くんだ?」と質問返し。このように日本とは随分違った、興味深い情報が得られました。
歯に限らず、ここでの生活を通して教わることが数多くあります。あと2ヵ月、自分の歯の無事を祈りつつ、1つでも多くのことを学んで帰りたいと思います。
【A Happy New Year from Ghana】
あけましておめでとうございます。今年は日本も暖かったようですが、半袖でも過ごせる年末年始、やはりピンとこないまま今年も過ぎました。ガーナは12月25・26日と1月1日が祝日です。日本と同じで、この時期に合わせて帰省し家族や友人が集まります。私も隊員仲間と過ごしました。
クリスマスと元日にはライスかフフ(ヤム芋をついた餅のような物)を振舞うのが一般的。田舎ではクリスマスケーキは食べません。いたってシンプルです。町はおしゃれをした子どもたちで賑わいます。「メリークリスマス」「ハッピーニューイヤー」と言って寄ってくると、お小遣いかお菓子をあげるのが慣わしのようです。しかしそれを知ったのは随分経ってからだったので、最後までケチな外国人で通しましたが(笑)。
元旦は、モレナショナルパークというガーナ唯一のサファリパークで初日の出を拝み、間近のゾウに大興奮しておりました。サル年にちなんで、ヒヒと写真撮影を試みましたが、襲撃されそうになったので断念。それから岩山に登ったり、祭りと思って参加していたら葬式だったりと、ガーナの自然と文化を満喫した休暇でした。
今年も皆さまにとって幸多き1年でありますように。
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