6月4日(木曜日)、一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス代表理事で内閣官房地域活性化伝道師を務める木下斉(きのした　ひとし)さんが来庁されました。 

新型コロナウイルスの影響により、疲弊している地方の産業を盛り上げていかなければならない中で、木下さんが出演する経済関連サイトの動画等で、今後、観光視点でポテンシャルの高い地域として上天草市を取り上げていただいたことがきっかけとなりました。

 コロナ禍における観光分野は、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、施設の中というよりも、自然の中にいるほうが心理的に安心するという行動に動くため、半ドア(半分アウトドア、自然の中での宿泊等)のニーズが高まるだろうということでした。そのような見通しの中で、上天草市でできるいろいろなアイデアをいただき、有意義な意見交換ができました。

木下斉さんのプロフィール　※著書『地方創生大全』から

1982年東京生まれ。1998年高校在学中に全国商店街合同出資会社の社長に就任。大学院在学中には、経済産業研究所、東京財団などで地域政策系の調査研究事務に従事。2007年から熊本城東マネジメント株式会社をはじめ、全国各地でまち会社へ投資、経営。2009年、一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンスを設立、同時に代表理事に就任。現在は、内閣官房地域活性化伝道師や各種政府委員も務める。主な著書に『稼ぐまちが地方を変える』、『まちで闘う方法論』など。