青年海外協力隊、保健師寺美有希の「テラサイト」#08
【地域密着】
巡回先の保健施設では、外来対応、乳幼児健診、妊婦検診、学校や地域での健康教育などたくさんの仕事があり、ヘルススタッフが日々奮闘しています。その中の重要な業務の一つとして家庭訪問があります。
それぞれの村は約1,000人から多いところで3,000人超の人口で、その中に5つ前後のコミュニティーがあり、そこに家があり人が暮らしています。こちらでは、一つの家(世帯)に数家族が生活するのが珍しくなく、家族が10人以上の家もたくさんあります。
医療施設のない村において、ヘルススタッフはとても大きな役割を果たしていて、どこに誰が住んでいて、今どういう状態なのかをほとんど把握しています。妊婦さんには出産までの間に4回以上家庭訪問して指導をするようになっています。
先日、妊婦訪問に同行した際も、コミュニティーを歩いて次々に訪問。今は農繁期で妊婦でも出産前まで畑で仕事をしています。そういうわけで、話は家の軒先だったり農作業中の畑だったり。道で会う人会う人みんな知り合いで、住民との近さがよくわかり、地域に根付いた活動とはこういうことなんだなと感心させられます。
【ローカルフード その1】
ガーナの食事は炭水化物と脂質が中心で、主食にスープをつけて食べる一品料理が一般的です。ごはん、パン、麺など主食となるものはいろいろとありますが、日本にはないガーナの主食を紹介します。
バンク―:キャッサバのデンプンを発酵させて作ったもので酸味がある。
TZ:トウモロコシや雑穀の粉を練って作る。私の住む北部地方でメジャー。
フフ:蒸かしたヤム芋を餅のようについて作る。重労働。甘くないこっぱ餅(いも餅)のような風味。
これらは、オクラやピーナッツなどで作ったスープをつけて手で食べます。屋台では1〜2セディ(1セディ=約30円)で手に入ります。
1年経ちガーナ料理は自分の口に合うと自負していました。がしかし、先日体調を崩した際に、同僚や友人が毎食作ってきてくれた食事は1〜2口しか食べることができず・・・。私の体が欲していたものは”和食”でした。その日から、刺身、うどん、みそ汁…etc、頭の中で和食がグルグル回っています。早く食べたい、刺身の盛り合わせ!!!
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