宅配便業者を装った偽の「不在通知」に注意しましょう!!
更新日:2020年12月22日
全国の消費生活センターでは、宅配業者を装った「不在通知」の偽SMS(ショートメッセージサービス)に関する相談が多く寄せられたいますので、注意しましょう。
相談事例
【事例1】「不在通知」のSMSが届きリンク先にアクセスした後、海外と国内宛てに大量のSMが送信されており、通信料を1万円以上請求された。
【事例2】「不在通知」のSMSに記載されていたURLにアクセスした後、電子決済で身に覚えのない高額の電子マネーが購入されていた。
(国民生活センターHP『宅配業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう
-URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しないー』より引用)
トラブルに遭わないために・・・
- 日頃から迷惑SMSやメール、ID・パスワード等の不正利用への事前対策をしておきましょう。
携帯電話会社の対策サービスやセキュリティーソフト等を活用しましょう。 - SMS等で「不在通知」が届いても、記載されているURLには安易にアクセスしないようにしましょう。
宅配便業者からの正式なものかどうか見分けることは困難です。ご自分で宅配便業者の電話窓口や公式ホームページ等を調べ、真偽を確認しましょう。 - URLにアクセスした場合でも、提供元不明のアプリをインストールしたり、ID・パスワード等を入力したりしないようにしましょう。
偽SMSに記載されているURLに万が一アクセスしてしまった場合、提供元不明なアプリをダウンロードするよう誘導されるケースがあります。また、ID・パスワード、暗証番号や電話番号等の個人情報のぬうりょくを求められるケースもあります。これらが直接的な被害につながる恐れが大きいので、気を付けましょう。 - 不正なアプリをインストールした場合にはスマートフォンを機内モードにして、アプリをアンインストールしましょう。
万が一不正なアプリをインストールしてしまった場合には、スマートフォンなどを機内モードに設定し、Wi-Fi接続などもオフにしたうえで、不正なアプリをアンインストールしましょう。場合によってはより安全な策としてスマートフォンの初期化も検討しましょう。 - 偽サイトにID・パスワード等を入力してしまったら、すぐに変更しましょう。
偽サイトにID・パスワードや暗証番号を入力したまま放置すると、キャリア決済(携帯電話会社のIDやパスワード等による認証で商品等を購入した代金を、携帯電話の利用料金等と合算して支払う決済方法)などを不正利用されたり、自分の契約情報を閲覧・変更されたりしてしまうじょうきょうが続きますので、すぐに変更し、身に覚えのない決済の請求が発生していないか確認しましょう。
※ 本記事は国民生活センターHP『宅配業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう-URLにはアクセスしない、ID・パスワードを入力しないー』( http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20201126_2.html )を参照し作成しました。
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