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浸水被害を受けた時の衛生対策(家屋の消毒)について

更新日:2021年8月18日

水が引いたあとの消毒方法

台風や集中豪雨などで家屋が浸水した場合、細菌が繁殖しやすくなり、食中毒や感染症などが発生しやすい環境になります。
家屋に浸水被害を受けた場合は、まずは洗浄と乾燥が必要です。
次の方法を参考に洗浄や消毒などの衛生対策を行ってください。

床下浸水の場合
  1. 家屋の床下や周囲のごみや汚泥を片付ける
  2. 水で洗える場所は、よく汚れを洗い流す
  3. 床下を雑巾や新聞紙などで吸水した後、扇風機などで換気をよくして乾燥させる
  4. 浄化槽や排水路の水があふれた場所などは、家屋の床下や周囲を消毒するため消毒薬を散布する。
床上浸水の場合
  1. 水が引いた後、濡れた畳や家具など家の中のものを片付ける
  2. 泥などで汚れた家具や床などを水道水で洗い流すか雑巾で水拭きする
  3. 家屋の中や家具などをよく乾燥させる
  4. 汚水に浸かった床や壁、家具、トイレ、風呂などを消毒薬で拭く
  5. 台所や食器棚、冷蔵庫などは特に念入りに洗浄と消毒する
  6. 最後に水拭きし、乾燥させる。
その他
  1. 汚水に浸かった食品・食材などは食べないように!
  2. 作業中に消毒液が体に着いたり、目に入ったりしないように注意して作業する
  3. 消毒液を浄化槽内には散布しない
  4. 作業を行った後は、手洗いを忘れずに!
消毒方法について
 個人で消毒を行う場合は、次のとおり衛生対策を行ってください。
 消毒を行う前の清掃と乾燥が最も重要です。消毒は洗浄後でないと、効果を十分に発揮することができません。
  • 事故等(薬剤の混ぜ合わせ禁止・目・のど・皮膚の保護を行う)に注意し、使用は必要最小限(健康や環境への影響を与えることがあるため)にしましょう。
  • 希釈した消毒液は、時間の経過とともに効果が薄れるため、使い切るようにしましょう。
  • 誤飲事故防止のため、薬剤の別容器への小分けは絶対にやめましょう。
  • 消毒に使用する薬剤の取り扱いについては、使用上の注意をよく読んだ上で使用してください。
【主な消毒方法】
消毒薬食器類・流し台・浴槽家具類・床購入ガイド 
次亜塩素酸
ナトリウム
    0.02%に希釈する            

(1)食器用洗剤と水で洗う
(2)希釈した消毒液に5分間漬け
るか消毒液を含ませた布で拭き、
その後、水洗い・水拭きする。
(3)よく乾燥させる。
   0.1%に希釈する

(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布なのでよく拭く。
(3)金属面や木面など色あせが気になる場所は、水で2度拭きする。
「家庭用塩素系漂白剤」
と薬店などでお尋ねくだ
さい。(代表的な商品名:ハイター、ブリーチ、ピューラックスなど)

 
消毒用
アルコール
 希釈せず、原液のまま使用する

(1)洗剤と水で洗う。
(2)アルコールを含ませた布で拭く。
※70%以上のアルコール濃度の
ものを使用すること。
※火気のあるところでは使用し
ない。


 希釈せず、原液のまま使用する

(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)アルコールを含ませた布で拭く。
※70%以上のアルコール濃度のものを使用すること。
※火気のあるところでは使用しない。
 用途を申し出て、薬店などでお尋ねください。
塩化ベンザル
コニウム 
(逆性石けん)
    0.1%に希釈する
(1)泥などの汚れを洗い流すか、
雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布などで
よく拭く。
    0.1%に希釈する
(1)泥などの汚れを洗い流すか、雑巾などで水拭きしてから、十分に乾燥させる。
(2)調整した液を浸した布などでよく拭く。
 「逆性せっけん」と薬店などでお尋ねください。(代表的な商品名:オスバン、ザルコニン)


消毒作業について

消毒機の貸出しや、高齢者や障がいがある人の世帯など消毒作業ができない場合などは環境衛生課までご相談ください。


お問い合わせ

上天草市役所 市民生活部 環境衛生課 環境衛生係
電話番号:0964-26-5524
     0964-26-5541この記事に関するお問い合わせ


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